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ソフトのバージョンアップあれこれ


 パソコンを購入して数年は使うと考えると、OSやアプリケーションソフトのバージョンアップがあります。ほとんどの場合はOSもアプリもバージョンアップの度に重くなります。それを考えると、バージョンアップは自分にとって必要かどうかパソコン雑誌等に惑わされずに良く考えてからにして下さい。調子に乗って色んなソフトのバージョンアップばかりしていると年間では結構な出費になります。また、新バージョンのソフトが重い場合、パソコンのパワーアップや増設、下手すると買い換えが必要になります。
 
バージョンアップの種類
 バージョンアップにも種類があります。メジャーバージョンアップと呼ばれる、大幅な機能追加やインターフェイスの変更を伴う物と、マイナーバージョンアップと呼ばれる小数点以下のバージョンが上がる物です。このうち、マイナーバージョンアップはバグフィックスの意味合いが強く、良心的なソフトベンダーなら、インターネットやパソコン通信での差分ファイルの無償ダウンロードや雑誌付録のCD-ROM収録という形で配布します。或いは、修正版のCD-ROM等を無料または実費での送付という場合もあります。中には、特定のバグに対してのパッチという場合もあります。
 このうちのマイナーバージョンアップは、ダウンロードや無償配布であるならば、行うべきでしょう。自分の環境でバグが出なくても、可能性があればバグFIXしておく方が良いかと思います。

メジャーバージョンアップ
 シェアウェアでも無い限り、メジャーバージョンアップには料金がかかります。バージョンアップでどこが変わったのかを雑誌でチェックしたり、そのソフトハウスのWebサイトで調べたりしてみましょう。自分が欲しいと思っていた機能が追加されていて、バージョンアップ料金がそれに見合うと思えばバージョンアップすればよろしいかと思います。しかし、自分が使わない機能が付け加えられただけとか、いらないおまけが付いただけであれば、必ずバージョンアップしなければいけないとは限りません。
 どうしようか迷う時には、すぐにバージョンアップせずに、雑誌やネットなどの評価を調べ、新たなバグフィックスパッチの当たる頃まで待ってからでも遅くありません。メジャーバージョンアップともなると、ソフトにバグが残る事も多く、数ヶ月もしないうちにバグフィックスやパッチが当たる事は良く有ります。ソフトハウスにもよりますが、パッチの当たったバグフィックスバージョンを有料でユーザに送付という場合もあります。いち早く飛びついたがために余計な出費を強いられる事もあるので、焦る事は無いでしょう。

バージョンアップの仕方
 シェアウエアやフリーウエアではネット上からのダウンロードが一般的ですが、パッケージ版のソフトでは、ソフトハウスへの申し込みによるバージョンアップと、店頭でのアップグレード版パッケージの購入の二種類があります。また、アップグレード版パッケージには、そのまますぐ購入出来るものとソフトハウスにユーザ登録した上でユーザ登録証やアップグレードクーポンなどの証明書を店頭で表示しないと購入出来ないものがあります。店頭購入の場合は注意して下さい。
 地方に在住してパソコンショップまで遠い方やショップまで行く閑の無い方はソフトハウス申し込みをお勧めします。そうで無い場合、ソフトハウスへの申し込みと店頭購入とどちらがいいでしょうか?
 一般にソフトハウスへの直接申し込みの方が確実です。しかし、電気街を探すと、お値段が安かったり、特典が付いたりもします。大きいショップであれば相談コーナーがあったりするので、そこで相談されるのも役に立つかもしれません。それにメジャーなソフトの場合には、ソフトハウスへの申し込みが遅れると発送が立て込んで遅れるという事も無いわけではありません。発売と同時に手に入れたい場合はお店に行くのが確実でしょう。なお、ソフトハウス申し込みの場合には改めてユーザ登録しなくても済む事が多い様です。

動作環境と推奨環境
 ソフトのパッケージには動作環境と推奨動作環境なるものが書かれています。この動作環境というのはそのソフトが動くというだけで、快適に動く事は意味していません。そのソフトを貴方が本気で使おうとするならば、少なくとも推奨動作環境以上のハードウェアが無いと快適に使えないという事を意味してます。但し、動作環境のみ書かれているという場合はその限りではありません。判断基準としては最低限の動作環境から、CPUは2倍のクロックか次の世代で、メモリは倍あると快適といったところでしょうか。発売前でそのソフトの動作環境が判らない場合にはそのソフトハウスのWEBサイトを見に行くと良いでしょう。
 自分のマシンが動作環境に満たない場合は、マシンを買い換えたり、CPUをアップグレードしたりメモリやHDDを増設しないといけません。そこまでしてそのソフトを使うべきかどうかもう一度よく考えてから判断されるとよろしいでしょう。肥大化したワープロソフトよりもエディタの方が文章の作成には適していますし、凝った印刷がしたいのであれば、ワープロよりDTPソフトを使う方が良いかもしれません。

バージョンアップする前に
 さて、バージョンアップすると決めた場合の注意点です。アプリケーションソフトのバージョンアップであれば、そのソフトで作成したデータ等は事前にバックアップしておきましょう。OSのバージョンアップであれば、自分の作成したデータやダウンロードしたファイル、メール、設定等の後から復元出来ないファイルは全てバックアップしておいた方がよろしいでしょう。OSのバージョンアップの場合には最悪の場合、ハードディスクを一からフォーマットしなければならなくなる可能性もあります。転ばぬ先にデータのバックアップをしておきましょう。また、新バージョンのインストールをする前にシステムやOS関連のユーティリティソフト等はアンインストールしておいた方がトラブルが減るかと思われます。さらにパッケージ同封の説明書やReadme.TXT等のファイルを良く読み、そのソフトハウスのWEBサイトでアップグレードのFAQやトラブルシューティングにも目を通しておかれる方がよろしいでしょう。また、OSのアップグレードではお持ちのパソコンのメーカーのWEBサイトにも重要な情報があるかもしれません。これらの予習を良くしておく事がアップグレードでのトラブルの予防に繋が るかと思います。
 OSのアップグレードではNEC PC-98、MacOS機等のBIOSレベルでマルチブートをサポートしているパソコンの場合には増設したHDDにクリーンインストールするという手もあります。PC/AT互換機にはこういった機能は標準でサポートされていないのでその分苦労するかもしれません(^^)。


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