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リンク集の作り方・その1


はじめに
 WWWの大きな特色の一つにハイパーリンクがあります。マウスのクリック一つで色んなページへとジャンプ出来るのは皆さん良くご存知でしょう。そして、ホームページを作る上でリンク集は欠かせないものです。どこにも飛べない行き止まりのページでなく、他のページへの新たな旅立ちを提供するためにリンクがあります。ここでは主に個人のページでのリンク集の作り方についてお話します。ただし、これはあくまで私なりの方法と考え方なのでそれをご承知おき下さい。

最低限のリンク集
 インターネットを始めて自分でページを作ろうというくらいであれば、ネット上にお友達やお仲間がいるかと思います。先ずはそんなお友達へのリンクは張るようにしましょう。まあ、このくらいは皆さんやってますよね。
 次に自分なりのページを作るのには内容(コンテンツ)が無いとなりません。自己紹介と掲示板以外は工事中といった仲間内向けのページでも無い限り、様々なコンテンツがあると思います。そのコンテンツに関連したページもリンクしておくべきでしょう。先達のページにリンクする事で、自分のページで全て解説する必要も無くなります。

自分用のリンク集
 ネットを廻っているうちに何回も訪れるページが出てきます。皆さんもWebブラウザのブックマークやお気に入りに登録している事と思います。このブックマークも、自分がただ1台のパソコンを使うのであればともかく、自宅と勤務先(または学校)やノートでのモバイル環境などの場合はそれぞれのマシンのブックマークを同期させるのは結構な手間になります。また、外出先で他人様のマシンや公開環境でマシンを使う場合は自分のブックマークは使えません。さらに、マシンのHDDやOSがクラッシュして再インストールする事も無い訳ではありません。こういった事を考えると、プロバイダ(ISP)のディスク領域に自分のブックマークを置くことでバックアップにもなり、問題がかなり解決します。そして、ただ闇雲に登録、追加していたURLを自分なりに整理、統合する事で使い勝手も向上します。
 なお、バックアップ及び自分専用であればTopページ(index)からリンクを張らず、METAタグで<META name="ROBOTS" content="NOINDEX">と書く事でサーチエンジンからのロボットを来ない様にする事も出来ます。

お客さんを呼べるリンク集
 サーチエンジンでYahooとGooのみ、WebブラウザでNetscapeとMicrosoft InternetExplorerのみといった様な単純なものでは、作った自分だけは使ったとしても、他からわざわざ利用しには来る事は有りません。サーチエンジンやブラウザであれば最低このぐらいは網羅したいものです。他のページやリンク集ではなかなか得られない便利で独自な物でないとお客さんは呼べないでしょう。では、そのためにはどのようにしたら良いのでしょうか?

得意分野で勝負しよう
 当たり前の事ですが、自分に全く興味の無い分野ではあまりやる気も起こりません。また、興味ある分野であれば他のページ内容の善し悪しの評価もしっかり出来ます。良く、個人で万人向けのポータルサイトを目指してスタートページを作る方も数多いですが、万人向けであれば今までに有る数々のスタート系のページや大企業が作っているポータルサイトと真っ向勝負になるのでなかなか苦戦します。何より既にある物を猿真似するだけでは面白くも何ともありません。自分で作らずにそこにリンク一つ張れば良いだけの話です。これからリンク集を作るのであれば、分野を拡げた広く浅いものでなく、専門性を打ち出した狭くて深いものの方がよろしいかと思います。
 さて、興味がある分野でも、既にしっかりとした使えるリンク集があれば、それを上回る物を作るのでも無い限りそこにリンクする方が無難でしょう。勿論、自分なりの選択とコメントを付けて独自性を打ち出すのであればそれはそれで構いません。同じ材料でも料理の仕方を変えれば新味があります。

先ずは見回り
 作るべき分野(ターゲット)が決まったら、今まで自分がよく見ていたページをブックマーク(お気に入り)からたどって色々と見て回りましょう。それぞれのサイトには小さいものから大きなものまでリンクのページやコーナーが有ると思います。そこから辿ってみたり、サーチエンジンで「リンク集」「その分野名」などのキーワードを使って既にあるリンク集を見つけてみましょう。既に立派なリンク集が存在してかなわないと思ったら方向転換しましょう。その分野がある程度の広がりを持っていて総合的なリンク集が複数有る場合は、分野を変えるか、その分野の中のさらに狭い分野で深いリンク集を作るのも一つの手です。
 具体的には、オートバイ全般に関するリンク集は既に複数存在しています。しかし、それらのリンク集は50ccから1000ccオーバーまでの総合リンク集で、どちらかというとスクーターなどの原付(1,2種)は埋もれてしまってます。そこで、「スクーターのお部屋」の個人ユーザーリンク集としてはそういった中からスクーターを中心としたものに絞りました。

リンク集作成は編集作業
 リンク集にはとにかく数を多く集める網羅型と本当に自分が好きで皆に勧めたいという厳選型、そしてその中間やそれ以外(惰性、おまけetc)が有ります。このうちの網羅型はあまり対象の数が多いと収拾がつかなくなります。分野をキチンと絞り込んだ上でその分野のページを網羅しましょう。この網羅型に関してはどのリンク集でも網羅していない分野を絞り込めるかが勝負でしょう。私のリンク集でもニュース用語スクーター、バイクメーカーのリンク集(海外)などはこの網羅型です。
 厳選型は皆さん良くおわかりでしょうが、自分のお勧めだけを載せるというものです。しかし、一歩間違えると非常に凡庸なリンク集になりかねません。PC WatchやVecter、Asahi.comなどの超有名どころは今更入れたりしない様にしましょう。あなたがリンクしなくても既にそれぞれのユーザのブラウザのブックマークに入っているからです。そんな所をわざわざ入れる事もないかと思います。なお、新しい手法としては解説だけでなく、雑文つきリンク集といったものも有ります。
 さて、網羅でも厳選でも無いといったリンク集ではどのページを入れて、どのページを入れないかという取捨選択をします。これは編集作業そのものです。また、ある程度数が増えてきたら、カテゴリを適切に分けないと利用しにくくなります。単一のコンテンツを持つページばかりではないので、どのページをどのカテゴリに分けるかも大事になってきます。また、ただ単にバナーを貼ったり、ページタイトルのみではそのリンクから飛ぼうという気になれません。例え少しでもコメントは必須です。そのコメントも否定的なモノ(つまらない、くだらない)では誹謗中傷になってしまいます。自分がつまらないとか面白くないと思ったら単にリンクしなければ良いだけの話です。特に個人ユーザーのページには否定的なコメントは付けない様にしましょう。私だって「超下らない武蔵野通信:馬鹿が作ってる」などと書かれれば腹が立ちます。そのくらいならいっそ無視してくれた方が腹も立ちません。あと、官公庁や大会社など誰もが知っている所であればコメントは付けなくても良いでしょう。

網羅するための探し方
 網羅型ではサーチエンジンをいかに上手く活用するかが鍵になります。その分野でのキーワードを幾つか抽出しておき一つずつ検索してみます。まずはYahoo!などのディレクトリ型から始めて、ロボット型でも勿論やってみます。ロボット型の場合にはキーワードによっては膨大な数のページが引っかかってきますが、ページタイトルやキーワードで関係有りそうな所は全て見てみましょう。関係ないページはさっさと閉じて次々とチェックしていきます。検索ページをカスタマイズできる場合は一ページ当たりの表示数をなるべく増やして、リンク先は右クリックで別のウィンドウを開くようにした方が良いでしょう。相手先サーバによっては表示に時間がかかる場合がありますので、複数のページを平行して開く方が効率よくたどれます。ブラウザがリソースを食うのでなるべくメモりを多く使える様にしておいた方が良いでしょう。出来れば速いISP(プロバイダ)とISDN回線が望ましいですが、そうでない方は早朝などの空いている時間帯に行う方がよろしいでしょう。こうしてサーチエンジンを利用して検索をかけていると数々のページが出てきます。自分が作ろうとしているリンク集にマッチしてい るページはとりあえずブックマークしておきます。一通り検索が終わったらそれらのページをゆっくり見て回りましょう。その上でリンク集に入れる、入れないの判断をすればよろしいかと思います。また、それらのページにあるリンク集も大体共通した分野のページへのリンクが多いのでそこからもたどってみます。その後、ブックマークの編集をしてURLをリンク集のHTMLに起こします。
 慣れてくれば、一々ブックマークせずに、HTML作成支援ソフト(いわゆるホームページ作成ソフト)を別に立ち上げておいてそこにそのページへのリンクをインポートすればよろしいでしょう。


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