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パソコンの選び方 その2


ワープロ専用機から乗り換える場合
 今まで、プリンター一体型のワープロ専用機をお使いでパソコンに乗り換えようという方の場合です。まず、今まで打ち込んだ文章や住所録等のデータの移行が問題になります。文章については、装飾やレイアウトにこだわらなければ、MS-DOSのテキストファイルで720KBのフロッピーディスク(3.5インチ2DD)に保存するとほとんどのパソコンで読み込めます。住所録については、MS-DOSのCSVファイルであれば年賀状ソフトや表計算ソフトに読み込めます。

 もし、こういったファイル形式や保存方法がわからない場合や、文章のレイアウトを生かしたい場合にはコンバートソフトというワープロ専用機のフロッピーディスクをパソコンソフトへ移行させるためのソフトもあります。詳しくはシステムポートアンテナハウスのWEBサイトを参照して下さい。また、ワープロ専用機を使い込んで、操作等に慣れ親しんでいる場合には各ワープロメーカーがパソコン用ソフトに自社のワープロを移植しているものを購入するのも良いでしょう。NEC文豪DP-OFFICEキヤノン販売キヤノワードJ for Windows東芝Rupo Writer富士通オアシスfor Win等が出ています。また、NECの文豪や富士通のオアシス等はソフトの移植だけでなく、専用のキーボードも用意したパソコンもラインナップしています。あまり、店頭で見かける事は有りありませんが、カタログに載っていれば、注文すれば手に入ります。

保証について
 新品のパソコンは大抵1年間のメーカー保証が付いています。これは、通常の使い方をして壊れた場合に無償で修理してくれるというものです。メーカーにより、持ち込みは無料でも出張修理する場合には別料金だったり、宅急便で送り届けするところも有るようです。このあたりはメーカーそれぞれにより異なるのでご自分で良く確認して下さい。
 こういったメーカー保証以外に、販売店によっては価格の数パーセントを払う事で保証を3〜5年に延長したり、事故や盗難に対しての保証(保険)を付ける事も出来ます。数年間買い換えないつもりで保証外になるような改造をするつもりが無ければこの様な保証をつけると安心でしょう。また、ノートパソコンを持ち歩く場合には壊れる危険が増加しますので加入をおすすめします。

パソコンて壊れやすいの?
 一応、精密機器ですから、衝撃には弱いと思って下さい。蹴っ飛ばしたり、落としたりすれば壊れます。さて、パソコンに限らず、機械が故障するのは、初期不良を除くとまず可動部分からです。普通のパソコンの可動部分としては、ハードディスク、フロッピードライブ、CD-ROMドライブ、電源とCPUのファンといったところでしょう。部品を吟味して採用しているメーカーのものならばまず5年以上は大丈夫でしょう。しかし、マザーボードを始めとした部材を自社での製造でなく他のメーカーからのOEMに頼っている場合はOEM元に左右されます。この辺りは、ネット上で良く情報収集したいものです。
 信頼できるメーカーの製品であれば、機械の寿命より前に旬の時期が過ぎて買い換えるのが一般的でしょう。もちろん、用途を限定した使い方であれば、10年以上使っている例も多々あります。しかし、この場合は製造打ち切り後7年を経過すると、部品の在庫が無くなる可能性が有るので、そうなる前に値段の安くなった中古で部品取り用の同型機を手に入れておくのも一つの手です。

拡張性って何?
 ワープロ専用機や家庭用ゲーム機と比べると、パソコンは拡張性が高いといわれます。ではこの拡張性とは何でしょうか?少し前のパソコンでは、ハードディスクやCD-ROMを始めとして現在のパソコンに標準装備されている機器の多くは後付で拡張していました。それ自体で完結している家電やゲーム機、ワープロ専用機とパソコンが大きく異なるのは、何にでも使える(ワープロ、ゲーム、通信etc)が、ある事を突っ込んでやろうとすると拡張する必要があるという事です。また、パソコンはモデルチェンジが激しく、旬の時期が短いのも特徴ですが、通常の場合、3〜4ヶ月おきに買い換えるのは費用の点からも現実的ではありません。そこで、マシンを色々と拡張する事で自分のやりたい事をしたり、陳腐化しかかったマシンの寿命を伸ばす事が出来ます。この時に色々といじる余地が多い事を拡張性が高いと言います。

カタログの読みとり方
 初心者にとっては、パソコンのカタログは読むのに難解なもののひとつでしょう。しかし、美麗字句に惑わされることなくカタログを読みとりましょう。表紙等に大きく書かれたキャッチフレーズは横目で見るだけで充分です。基本的にメーカーはセールスポイント(いわゆる売り)を前面に押し出しています。出来ない、あるいは劣っている事については大きく謳いません。(パソコンに限りませんが)もちろん、売りも大事ですが、大きい活字で印刷されている所だけでなく、うんと小さい字で書かれている所に重要な情報がある事も多いです。特に○○に対する制限等は大書きしてません。こういった注意書きを細かく読んでから選択しましょう。
 なお、出てくる用語が判らない場合には用語集などを参考にして下さい。

スペック表の見方
 まず、メモリの欄では最大搭載量はどのくらいか、また、その場合に標準搭載されているメモリをはずすのかどうかをチェックします。そして、標準搭載のメモリをそのままで何MBまで増設が可能なのかをチェックしましょう。中には、メモリ増設の際には必ず標準搭載(元から付いてる)メモリと差し替えなければならないという粗悪品もあります。
 それに、メインメモリだけでなく、グラフィック用のVRAM容量もチェックします。最低2MB、出来れば4MB以上が望ましい所です。もし、VRAM容量の載っていない手抜きカタログの場合には、画面解像度と表示色数からあたりをつけます。1024×768で何色出るのかを見てみましょう。1677万色(フルカラー)をサポートしていなければVRAM2MB以下でしょう。この場合には、増設VRAMが付くかどうか確認しておきましょう。8MB以上とかは3Dゲームをしない限り関係有りません。メインメモリとVRAMが共用の場合も有ります。大体において共用の方が廉価版になっている事が多い様です。
 次に、拡張バスについてです。PCIバス等の拡張バスが何本あるのかというよりは、何本空いているのかがポイントです。これは、拡張ベイについても同じです。幾つあっても、空きがなければ無いのも同然です。もちろん、ボードで実装してあれば不要なものを取り外して空ける事も出来ます。例えば、ISDNを導入するのであれば、内蔵モデムを取り外せます。この場合、オンボードでモデムを持っているとやっかいな事になりがちです。トラブルのお好きな方以外はお勧めしません。
 さらに、ノーマルの状態でUSBやSCSIやLAN、IEEE1394等のポートを持っているかどうかもチェックポイントです。オンボードでSCSIや100Base-TXを持っていればその分の拡張バスが節約出来ます。
 そして、本体の最大電力消費量をチェックします。これが本体内蔵の電源容量をあらわします。電源容量が足りないと、いくらベイが空いていても、後からの機器増設が出来ません。
 また、メーカー純正の拡張機器が載っている所では旧来の機器類のサポート状況を知る事も出来ます。なお、メモリに関しては、I-Oデータメルコのカタログの方が参考になります。機種対応別メモリ一覧を見ているとその機種のメモリがどんな規格のメモリなのかがはっきりするでしょう。
 CPUスペックについては、すぐに陳腐化するのであえて言及しません。ハードディスク容量は、同一機種であれば、予算が許す限り大容量のモデルにしたいところです。

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